水文調査で定番の沢の流量観測です。
通常であれば月1回の定期観測により進められます。
ただ、月1回の測定では、沢の流況特性を把握することは厳しいです。
月1回の定期観測で得られるデータでは下記のようなグラフとなります。
実際には1ヶ月の間に降雨が何回も降っているのですが、定期観測では反映されず寂しいグラフとなってしまいます。
そこで以前ご紹介した簡易カメラによる撮影でひと手間加えれば、少なくとも1日1回のデータを確保することができます。
その結果がこちら。
実際には降雨ごとに流況が大きく変わっていることがわかります。
精度的な問題はありますが、これだけでも沢の特性について、いろいろなことがわかるようになります。