渓流水のpH

山中に流れる渓流水のpHを測ると、pHがなかなか安定しないことがあります。
未だに私もうまく説明できなのですが、溶存成分の少ない渓流水ではその傾向が強いです。
また、pH電極と測る水の温度差も効いてきます。
朝一番の測定は、気をつける必要があります。
pH計の電極を差しても、pHの表示はどんどん変化していきます。
待てども待てども、値は変化する一方(大抵は下がり続けます)。
なので、計測するときは、地点についたら、まずまっさきにpH電極を水に付けます。
待っている間に他の作業を片付けて、最後にpHを読み取ります。
手際よくやることが大事です。
最初の値は、pH7.7でも・・・
IMGP3723.JPG
しばらくするとpH7.0まで下がりました。
IMGP3726.JPG
結局もう少し様子を見て、pH6.8に落ち着きました。

カテゴリー: 土と水について タグ: パーマリンク