スマートウォッチのTicWatchAtlasで地図表示に合わせてGPS(今はGNSSですね)のログを取る方法を模索しています。
仕事で山の中を歩き回るのにGNSSの軌跡が取れると、あとあと便利なことがあります。
ヤマレコやYAMAPなどで取得することもできそうですが、せっかくなので純正アプリを活用したいと思います。
TicWatchAtlasの標準のTicExerciseというアプリを使います。
これでGNSSの受信を確認してからスタートするとGNSSの軌跡を保存してくれるようになります。
あわせて、心拍数なども記録してくれます。
このアプリはバックグラウンドで動くので、併用してヤマレコで現在位置の表示を国土地理院の地図で表示させます。
ヤマレコはあくまでも現在位置の表示用ということにしておきます。
こんな感じに切り替えもワンタッチです。


作業が終われば、TicExerciseを終了します。
あとは、戻ってから専用のwebサイトから今日の活動記録を確認します。
このwebサイトがまだイマイチなので、活動記録の設定をハイキングなどにしておくと記録がダウンロードできませんでした。
室外ウォークもしくは登山であれば問題なさそうです。
ここからGNSSの軌跡をダウンロードすれば、大丈夫なのですが、こちらのファイル形式がtcxという形式でした。
どうやらガーミンなどの機種に使われている形式のようです。
こいつをGPX形式に変換するアプリを見つけて変換します。
ここだけひと手間かかりますね。
これでGNSSの軌跡もバッチリと見ることができます。
ちなみに私はカシミール3Dで見ています。

山の中にしてはまずまずの精度ではないでしょうか。
「QZSSみちびき」対応は伊達ではないようです。
より正確に地点を落としたいときはDroggerのGNSSを使うので問題なしです。
バッテリーの減りもほぼ1日使っても残り40%程度でしたので、大丈夫でしょう。
心拍数とGNSSの軌跡がリンクしているので、どの場所でしんどかったのかもわかって面白いです。