液状化対策の実験

出前授業に向けて液状化の実験をします。

色々パーツを買い集めて製作したレゴの振動実験台を使います。

こちらは対策なしの状態、15秒ほどでタレビンが浮かび上がって倒れます。

こちらは液状化対策としてドレーン材(ストロー)を周囲に設置したものです。

60秒以上でもタレビンはわずかに浮かび上がるだけで収まりました。

それなりの効果は期待できそうです。

(ストローを周囲に押し込むことによる締め固め効果もありそうです)

ストローを4本でも試してみましたが、振動が大きすぎるためか30秒程度でタレビンが浮かび上がってしまいました。

容器内の微妙な水加減やほぐした状態も大きく影響するようです。

子供たちには比較実験として、タレビンが浮かび上がって倒れるまでの時間を計測してもらうつもりですが、個人差が出てしまいそうです。

まあ、液状化の仕組みや効果がわかれば良いので、この状態でOKとします。

ただ、レゴで作った振動実験台に強度的な問題が出てきました。

長時間振動させると、パーツが外れてしまいます。

この辺りは改良の必要がありそうです。

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