鉄筋コンクリート擁壁の変状

擁壁の変状調査では、擁壁の種類ごとに着目する点が異なります。
各種の擁壁の特徴を理解した上での確認が必要となります。
鉄筋コンクリート擁壁の場合は、擁壁が一体となっているためクラックの発生形態により次のようなことが想定されます。
擁壁の変状鉄筋コンクリート.gif
背面の土圧の増加に対しては、水平方向の亀裂が生じやすく、擁壁の基礎部分の地盤に起因する場合は、垂直の亀裂が生じる傾向があります。
「既存造成宅地擁壁の老朽化診断」より

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