流量変化

沢で測っている流量観測の結果です。
三角堰から流れ出している高さ(越流高)を観測しています。
12月5日の雨で、越流高は一気に増えますが、すぐに下がってしまいます。
これは、降った雨が一時的に流れ出したことを示しています。
しかし、このまま減少して無くなるわけではありません。
降った雨が地中にしみ込んで、ゆっくりゆっくり押し出されて流れ出している分もあります。
12月20日以降の雨の降っていない期間はごく緩やかに下がっていますが、最低の所を維持しているようにも見えますね。
雨の少ないこの時期のこのような流量を「基底流量」と呼んでおり、この流域の特性を示す指標となります。
雨の降っていない時期の観測も重要です。
沢水位変化H2101.gif

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