工学的基盤と震源基盤

地震動の勉強をしています。
まずは、基本事項として「工学的基盤」と「震源基盤」についてです。
「工学的基盤」は、一般的な建築物の基礎地盤となるもので、N値50以上、せん断波速度400m/s以上の安定した地盤です。
通常の地盤調査では、ここまでを確認するのが一般的です。
しかし、地震動を考える場合には、さらに硬い「震源地盤」までを考慮しなければなりません。
「震源地盤」はせん断波速度3,000m/s以上と非常に硬い地盤で、主に岩盤となります。
ここまで、調査することはかなり難しくなるため、周辺の既往の調査結果などを利用します。

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