循環する水

ちょっと規模の大きなお話です。
地球の水の存在形態は液体、固体、気体の三つの形に区分されます。
蒸発して水蒸気になり、大気中に広がって、雲をつくり、やがて雨を降らす。というようにたえず形を変えて移動することにより循環を繰り返しています。
1年間の水の循環水量を算定すると図のようになるそうです。
地球の水循環.jpg
海からの年間蒸発量は41万8千立方キロメートル(→650キロ×650キロ×1キロの大きさ!!)があります。この蒸発した水のほとんどは再び海の戻ってしまいますが、そのうちの10万立方キロメートルは陸地へ雨として供給されています。
しかし、さらにそのうちの6万7千立方キロメートルは陸地からの蒸発により、また大気中に戻ってしまいます。
結局、陸地の河川などを通過する循環水は3万3千立方キロメートルしかありません。
この水をうまく使わなければなりません。

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