施工現場見学

私が所属する「海上の杜技術士会」で先日、現場見学会が開催されました。
豊田市の橋梁の施工現場を視察してきました。
現地では橋梁基礎のニューマチックケーソンが施工されており、その概要を説明していただきました。


やはり河川の中での作業ということで相当の苦労があったようです。
実際の話を聞けて良かったです。
もう一つの現場は近接する安永川トンネルです。
ここは豪雨時に市街地に溜まってしまう雨水を矢作川に速やかに排水するためのトンネルとなります。
住宅地に近接するところをトンネル施工するという非常に厳しい条件下での施工とのことでした。


また、矢作川にも近接することになるため近自然工法を採用するなどの自然環境にも配慮してありました。
いずれも発注者と施工業者、地元と良好な関係が築けていることが伺えました。
見学会のあとには意見交換会もあって、普段話を聞けない方たちからも貴重な話を聞くことができて大変有意義な時間を過ごすことができました。