森ができるためには

世界の平均降水量は880ミリです。
これに対して、日本の平均的な降水量は1700~1800ミリといわれていますから、日本は世界の2倍程度の雨が降る水の豊かな国であることがわかります。
降った雨は、川から海へ流れたり、地面にしみ込んだり、そして蒸発したりして循環していきます。
この豊富な降水量があるおかげで、豊かな森が生まれるのです。
日本では、なにもしないで放っておけば自然に草が生えて、木が生えて、森ができるのです(時間はかかりますが・・・)。
しかし、人の活動はそれを上回ってしまうのですね。
ちなみにエジプトでは年間降水量はたったの50ミリしかありません。
これでは、いつまでたっても植物もほとんど育たたず、砂漠のままであることが容易に想像できます。
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世界の降水量国交省HPより

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