人工林と天然林

普段何気なく見ている森ですが、これらを単純に天然の自然だと認識するのは、ちょっと違います。
森は、「人工林」と「天然林」に区分されます。
「人工林」は、人が絶え間なく手入れをして管理している、スギやヒノキなどからなる森林。
「天然林」は、さらに「原生林」と「二次林」に区分されます。
「原生林」は人の手が全く入っていない森で、これは日本にはごく限られた場所にしか存在しません。
「二次林」は、もとはスギ、ヒノキなどが人の手によって植林されていた森が、放置されて自然に他の樹木が生長している森です。
残念ながら普段見ている森のほとんどは、「人工林」もしくは「二次林」であり、一度は人の手が入った自然ということになります。