雪の影響

下のグラフは、降雪のある地域の山の中の渓流の水深の変動グラフです。
上段は、降雪の無い平常時のグラフ、
下段は降雪のあった時のグラフです。
上段のグラフは、降水に応じて素早く反応しており、シャープな形がみられます。
一方の降雪のあった時のグラフは、なんとなく反応がゆるやかになり、ダラダラとした勾配をとっています。
これは、事前にふった降雪が雨により溶け出し、「通常の雨の降った量」に「溶けた雪の量」が加えられているためです。
同じ地点のグラフでも、季節によってはこんな変動傾向の変化を持っているところもあります。
このような現象は、やはり現地に行かなければわからないことです。
なので、現地をよく観察することは大切な事です.。
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