工事現場で道路脇の斜面を削り取った現場です。
斜面に少し白っぽい線状のところがあるのがわかるでしょうか。
破砕帯と言われる小さな断層のようなものです。
こういう場所には地層が押し潰されて粘土化した部分があります。
写真に映っている場所は表面だけで、実際には地面の中に連続して面状に分布しているはずです。
この粘土化しているところは水を通しにくいので、地下水が集まりやすくなります。
ここでも、粘土化した部分に水が集まり流れ出ていました。
こんな状態が目に見えない地面の下にはたくさんあるのだと思います。