大雨の発生回数

ここ最近集中豪雨などの異常降雨に遭遇する機会が多くなりました。
気象庁がまとめているデータを見てもその傾向がはっきりとしています。
下記のデータは過去30年間の降雨の変化を示したものです。
1時間あたりに50mm以上、80mm以上、200mm以上、400mm以上の降雨ごとに発生回数をまとめています。
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気象庁HPより引用
50mm以上の降雨は過去20年間は160~170回であったのに対し、ここ10年間は240回近くと明らかに増加しています。
400mm以上の豪雨についてもここ10年間は11回と過去より2倍近く増加していることがわかります。
原因はやはり温暖化によるものと考えられます。
いずれにしても、ここ数年の雨の降り方は、過去に例を見ないものになってきています。
土砂災害など基準の見直しなども必要になってくるものと考えられますが、簡単に対策をとることは難しいでしょう。
やはり個人レベルでの防災意識の向上も必要になってきています。

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