うちで所有している地盤調査の機械です。
小型動的コーン貫入試験機PENNYです。
ボーリング調査で実施される標準貫入試験の小型版です。
標準貫入試験では63.5kgの重りを使いますが、PENNYでは30kgの重りを使います。
ちなみに簡易貫入試験では5kgの重りになります。
住宅建築時の調査で用いられるスウェーデン試験(SWS)よりも打撃力があるため、より幅広い地盤に用いることができます。
N値30回程度までの地盤に対応可能です。
しかも機械自体がコンパクトな組み立て式であるため、狭い場所でも搬入して試験をすることができます。
先日も工場の狭い敷地内で調査をしてきました。
ボーリングの機械が入れない場所の地盤情報を補完します。
このPENNYの試験結果とボーリング調査の結果を合わせることにより、より精度の高い地盤情報を得ることが可能となります。
今回も貴重な地盤情報を得ることができました。