道路建設の現場です。
この場所はちょうど沖積低地と段丘の境界部にあたります。
境界部分は段丘崖があるため、低地と段丘面には高低差があります。
そんなところに道路を作るのですが、ここに急な勾配をつけるわけにもいきません。
道路の勾配をできるだけ滑らかにするために工法も変わってきます。
低地側は、盛土で嵩上げしていきます。
一方の高くなった段丘面は道路部分を削り取った形となります。
これを堀割と言います。
普段、何気なく走っている道路でも、道路の構造を意識しながら走ってみると、ちょっと面白いです。
ここもあと数ヶ月もすれば通行可能になるはずです。