雪の中での現場は想像を絶する過酷な重労働です。
見た目は楽しそうに見えますが、体力は相当削り取られます。
先日の積雪で、現地は1m近くの積雪になりました。
まだ新雪なので、スノーシューを履いても40cmくらいは沈み込みます。
普通であれば、車で余裕で上がれるような道でも、重いスノーシューを履きながら、足を40cm以上持ち上げて1歩1歩進んでいきます。
先頭を進む若者が道を作ります。
気の遠くなるような雪道を進んで行って、ようやく現地にとどりつく頃には汗びっしょりです。
振り返るとそこに道ができています。
雪の中を歩いていると獣たちの足跡もあちこちに見られます。
途中から道を外れて山の中に行ってしまいました。
どこに向かうか知りませんが、雪山は獣たちにも人間にも過酷な環境です。
こんなところで仕事をしている人は、多分私たちだけでしょうね。
ちなみにせっかく雪の中に作った道も一晩の積雪で跡形も無くなってしまいます。
次来るときは、また1からやり直しです。