凍りついた蓋

雪山の現場で観測機器が設置されている場所です。

ご丁寧に枡には金属製の分厚い蓋がしてあります。

これ、冬期に著しく気温が下がると凍結して、開かなくなります。

叩いても、なんともならず動きません。

こんなときのために現場リュックにはこいつを忍ばせてあります。

ポケットバーナーです。

これで凍りついた隙間を温めていきます。

一回りくるりと温めて、コンコンと叩いてやれば、開閉可能となります。

他にも凍りついた南京錠の解凍にも出番があります。

備えあれば憂いなしです。

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