テンシオメータ設置

土の湿り具合を表す指標には「pF値」というものがあります。
これは、土の中の水が毛管力によって引きつけられている強さの程度を表しています。
十分に水を含んでいる土の場合pH値は低く、逆に水が少ない場合はpH値は高くなります。
この値を見て農作物の潅水の時期や量を決める目安とします。
測定には「テンシオメータ」と呼ばれる装置を地面に埋め込んで行ないます。
こんな装置です。
IMGP9889.jpg
上部に圧力計が付いており、先端にはポーラスカップ(素焼き)の円筒が取り付けられています。
IMGP9890.jpg
IMGP9891.jpg
途中の管はアクリルパイプです。
これを地面に所定の深さまで埋め込みます。
IMGP9892.jpg
上部からパイプ部分に水を入れて密閉すれば測定準備完了です。
設置して安定するまでしばらく待つ必要があります。

カテゴリー: 土と水について タグ: パーマリンク