山門水源の森に広がる湿原では、いろいろな観測が実施されています。
今回私は、そのお手伝いも兼ねて行ってきました。
雨量計や水位計、水温計、電気伝導度など様々な観測機器を駆使しています。
しかもすべて連続記録できる状態で、降雨時の水の挙動などを捉えることを目的としています。
これだけの機器を設置するだけでも大変ですが、それ以上にメンテナンスも相当な労力を強いられます。
皆さんのこの湿原に対する情熱を感じました。
湿原の水質も調べているのですが、表層の水だけでなく底層の水も調べるために注射器のような特別な採水器も導入していました。
さすがです。
いろいろ勉強になりました。
観測した結果からは様々な現象が判明していますが、それが湿原の成り立ちにどう関係しているのかは、まだまだわからないことだらけだそうです。
湿原の調査は難しいことだらけで奥が深すぎます。