SR整備の最後です。
チェーンの交換になります。
まだ限界まで伸びているという状態ではありませんでしたが、チェーンの張り具合を見ていると、ダラダラのところがあったり、ちょっと張りすぎのところがあったりとバラツキがありました。
おそらくチェーンの劣化によるものと思われます。
チェーンを交換した記憶もありませんでしたので、これを機に交換します。
ちなみに、うちのご老体SRのチェーンサイズは530の104コマでした。
てっきり520だと思ってましたから、間違えて購入するところでした。
ちゃんとノギスで測っておいて良かったです。
そんなわけで新しいチェーンとカシメ用の器具も調達しました。
古いチェーンに新しいチェーンをくくり付けてぐるりと一周させれば新しいものに変わります。
そのままだと伸びたチェーンに合わせた状態になっていて、新しいチェーンでは届かないので、アクスルシャフトを緩めてタイヤを前側に押しておきます。
カシメ用のジョイントを取り付けて、器具でカシメます。
ちょっと手間取りましたが、なんとか無事交換できました。
最後にチェーンのたるみを調整して完了です。
これで気になっているところはすべて補修完了です。
あとはちょっと磨き込んでおきました。
写真で見る限りでは、とても初年度登録1984年の40年前のバイクとは思えないほどよさそうに見えます。
実際のところこのご老体SR、フレーム以外のほぼ全てに手が入っています。
今時のバイクとは比べ物にならないほど、不便なところはありますが、このSRでしか味わえない感覚は何事にも変え難いものです。
そんなわけで、まだまだ乗り続けることになりそうなご老体SRです。
今年は頑張って遠出してみようかな。