引き続き生態水文学研究所赤津研究林の見学会です。
ここはあえて間伐を遅らせたヒノキ人工林です。
超過密林となっています。
昼間でも少し陰るとあっという間に薄暗くなりちょっと気味が悪いです。
当然、光も林床に届かないので下草も生えていません。
ヒノキの幹もやせ細ってヒョロヒョロです。
林床の土もむき出しとなっています。
これでは雨が降るたびに土砂が流れ出すのは当然です。
人工林の手入れの大切さが実感できる場所でもあります。
数年前からここに何度も来ています。
来るたびにここもいずれは崩れ落ちるだろうなと思っていましたが、なかなか崩れる気配はありません。
どのタイミングで崩れるのかわかれば、いろいろ役に立ちそうなのですが、難しいものです。