愛知県瀬戸市にある東京大学附属演習林生態水文学研究所の赤津研究林です。
以前からちょくちょくお邪魔しているところです。
ここには水文観測の歴史がぎっしりと詰まった観測所があります。
その代表格が白坂量水堰です。
1929年にハゲ山回復の研究に先立ち設置され、今なお観測が続けられている施設です。
観測期間もあと数年もすれば100年に達します。
これほど長期間に渡る観測データは貴重なものです。
100年近い昔にこれほどの施設を作った研究者、技術者には脱帽します。
ちなみに建設当時はこんな感じでした(※生態水文学研究所アーカイブスより)。
現在はこんな感じです。
施設が変わらず残って現役として機能しているのも凄いですが、それを維持管理し続けている研究所職員の皆様の苦労も並大抵のものではないと想像できます。
何度訪れても良いところです。