ボーリング調査で確認された情報をもとに地質断面図を作成していきます。
点の情報から面にしていく作業です。
ボーリング結果を並べて、線を結ぶだけの簡単な作業のように見えますが、実際はそんな単純ではありません。
先日お話ししたように地層が傾斜してたりするとそれを考慮しなければいけません。
走向傾斜と断面線の交差角から見かけの傾斜を 割り出します。
地質断面図の場合はたいてい縦横のスケールが異なる場合が多いので、そこでもまた換算しないといけません。
過去の地形図や地質図を確認したりと、それぞれ辻褄が合うように納得するまで図面と睨めっこです。
別の断面図との整合をとることも忘れてはいけません。
いくら空調の効いた事務所でも一日中やっていると頭が混乱してきます。
これなら暑くても現場にでて作業をしていた方がマシと思えるほどの労力がかかります。
早く片付けて現場に行きたいです。