土壌水分観測結果

土壌水分観測の結果です。
この時期、雨も少ないので土壌水分の変化はあまりないのですが、
１月の下旬と、２月の上旬に降った雨により、若干ですが土壌水分の変化が見られます。
１０ｃｍ、２０ｃｍ、３０ｃｍは水分量の増加が認められますが、４０ｃｍ、６０ｃｍでは変化は認められません。
雨量自体が少ないため、地面の下、深くまでは水分は供給されず、地表付近のみで増加が収束しているようにみえます。
それでも、昨日のホトケ沢の流量観測結果では、降雨に連動して流量も増加しているわけですから、
土壌に染み込んだ降雨は沢へは流出しているはずです。
なので、この程度の降雨では染み込みが浅い深度までしか行われていない、と解釈することができそうです。
ただし、観測地点は斜面上に位置しているので、もう少し下側の沢に近い所では、違った動きが見えるかもしれません。