擁壁調査で小型動的貫入試験

今回は擁壁調査で小型貫入試験機の出番です。
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古い擁壁の底版部分がどの範囲まで入っているかを調べます。
予想では深さ5m付近に底版があるはずなので、その付近でカチンと当たれば基礎底版ありとなります。
カチンと当たれば、次に50cm奥に移動して試験をします。
何回か繰り返して、底版が入っていない地点を見つかるまで続けます。
4回目でようやく範囲をつかむことができました。
結果、擁壁の底版は3m付近で途切れていることが判明しました。
斜面上での調査で、しかも搬入は壁の向こう側、雨も降ってくるしで大変な現場でしたが無事終了しました。
なかなか根気のいる調査です。

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