標準貫入試験の改定2013

地盤調査の基本項目である標準貫入試験がISOの波にのまれて改定されたそうです。
サンプラーの先端部の刃先肉厚が1.16mmから1.6mmと厚くなっています。
当然、刃先の薄いものより肉厚のモノの方が抵抗は大きくなりますので、いままでのN値とは異なった値になるはずです。
と、いうことはいままでのN値は使えない?ってことになりそうですが・・・
その対応策として今までの貫入試験での方法で得られたN値は「設計に用いるN値」という表現を使うことにしたそうです。
「設計に用いるN値」=今までの貫入試験で得られるN値として、今までどおり試験を行うことも値を使うこともできそうですが、
でも、そのうちどこかの誰かが新しいN値なんてのを使い始めたら、なんだか訳のわからないことになりそうです。
まあ、日本じゃだれも使わないかな?

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