土の締め固め特性3

土の締め固め特性は土の種類によって大きく異なります。
一般に粒度の良い砂質系の土ほど締め固め曲線は鋭くとがった形を示します。
このため最適含水比は低く(グラフの左よりに位置する)、最大乾燥密度は高くなる(グラフの上よりに位置する)。
これに対して、細粒分が多い土ほど締め固め曲線はなだらかになっていき、グラフの右下よりに位置します。
土質の締め固めの違い.gif
細粒分の多い土は間隙比(土の隙間)が大きくなります。
砂質土であれば粒子同士が密に接する単粒構造を作りますが、細粒土では団粒構造など間隙の大きな構造を作りやすいためとされています。
また、細粒土の場合、粒子数が多いため含水比を増加させても各粒子接点に配分される水の量は少なくなります。
このため、含水比の変化に対する粒子間結合力の変化は小さく、結果、砂質土に比べてなだらかな締め固め曲線を示すことになります。

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