陸水サマースクール2017_4

陸水サマースクール二日目です。
早朝の砂浜散策の後は、がっつり朝食を食べて、ちょっと仮眠です。
ゆっくり休憩した後は、表浜まるごと博物館を後にして、伊良湖岬方面に出発です。
行き先は、「愛知県栽培業魚センター」。
漁師さんのおすすめで、休日にもかかわらず見学を快諾していただきました。
ここでは、栽培漁業で必要とされる放流用種苗の育成を行っています。
農業でいうところの苗床ですね。
管理された施設で健康的な稚魚を育てて、健全な状態で放流する。
このような流れが漁業にあるとは知りませんでした。

この時期はアワビの育苗が行われていました。

衛生面にはかなり気を使っている様子でした。
餌となるワムシを育てるための、さらに大きな水槽の管理など、一筋縄ではいかない工程がいくつもあることがわかりました。

普段、目にすることのないような施設ですが、愛知県の漁業を支える重要なところということが理解できました。
と、いうわけで陸水サマースクールは無事終了しました。
今回も企画側で参加しましたが、皆さん喜んでいただけた様子でホッとしました。
子供たちは来年もまた来るからね、と約束していたようです。
普段見ることのないような世界を自分自身で体験する、こういう経験を子供たちにできるだけたくさん積んで欲しいと思います。
また来年も企画しますのでお楽しみに。