不耕起水田

毎年春先に水田地域で代かきが行われ、周囲の水路が白く濁っていることを見かけることがあります。
通常の稲作の作業であるため、当たり前の風景ですが、この代かきを行わず耕作を行う方法があります。
この方法だと流出負荷を窒素で1/30、リンで1/6に減少できるとされています。
ある地域では実用化に向けて取り組んでいます。
この不耕期水田は、稲が丈夫に育つ、生物的にも多様性に富んだ環境を維持することができるなどいろいろな利点があるとされています。
普及にはいろいろ課題はありそうですが、広まっていけば河川や湖沼の水質に与える影響はかなり軽減されそうです。
田んぼ博士の応援隊
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