自然のエネルギー

山から海へ流れていく河川の水は、海へ注がれそこで蒸発し大気を巡って雲になり再び、降雨として山に降ります。
こうした自然のエネルギーによって水循環は成り立っています。
では、この「エネルギー」一体どれくらいの大きさになるのでしょうか?
日本の土地(380,000km2)の半分を平地、残りを山地とすると、年間の平均降雨量1,700mmに対して、平地に降る雨は1年で3.2×10^11(10の11乗)m3となります。この量の水が気象により移動していると考えられます。
大型の10トントラックで運搬したとすると年間320億台、1日あたり約1億台分の水が輸送されていることになります。
自然のエネルギーはスゴイです。
(地盤工学会「地下水を知る」より引用)

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