サーチャージ工法

建設現場で軟弱地盤上に盛土が施工されるときに使われる施工方法です。

予め計画盛土高さ以上に土を盛り上げて、載荷しておき沈下が収まったところで余分な部分を取り除くという工法です。

サーチャージ工法と言います。

こちらの建設現場でもサーチャージ工法が施工されていました。

田んぼの真ん中に土が大きく盛ってあります。

おそらく右側に写っているコンクリート構造物の上面が計画面だと思いますが、盛土の高さはそれよりも明らかに高くなっています。

あらかじめ余分に土を盛っておき強制的に地盤沈下を発生させます。

しばらくして沈下が収まったところで本来の計画の高さまで削り取ります。

こうすれば、完成してから盛土の沈下が発生することを抑えることができます。

軟弱地盤のあるところではよく採用される工法です。

住宅の建築予定地でも同じようなことをすることがあります。

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