地盤改良

軟弱な地盤の上に構造物を建設する場合の対策として、地盤改良があります。
では、この地盤改良をする範囲はどのように決めるのでしょうか？
構造物の範囲だけすれば良いというわけではありません。
地表面の構造物から軟弱層まで距離がある場合、構造物の荷重が地中で分散し広がって伝わっていきますから、この広がりを考慮しなければなりません。
一般的には下図のように、荷重分散角度は３０度として改良範囲を決定し、この範囲について地盤改良を行います。