小型動的コーン貫入試験機PENNYの自動計測化をしたという情報を得ましたので、早速見学に行ってきました。
打撃回数と貫入量の計測を自動化しています。
計測の自動化に合わせて、油圧モーターの電動化もされていました。
自動計測化は前から私も考えていましたが、まさかの電動化とは恐れ入りました。
計測した値はコントローラーに取り込まれて、データ化されます。
このコントローラーでモーターの制御も行なっています。
重りが下まで来ると自動で回転を停止するようにプログラムされています。
1mごとにロッドを継ぎ足せば、あとは全部自動でやってくれます。
めっちゃ便利です。
何より電動化することで、油圧用のエンジンが不要となりました。
今時の小型のバッテリーで対応可能となりました。
これは搬入時の負担を大きく低減してくれます。
そしてエンジン音がしなくなるので静かです。
重りの叩く音しかしません。
もちろん、試験が終わればそのままデータシートとグラフも出力可能です。
PENNYの自動化、まだ試験運用中とのことでしたが、今の状態で十分実用レベルに達していると思います。
これは活用しない手はありませんね。
私もいろいろ考えていきたいと思います。