油膜のようで油膜でない

水の調査に出かけると時々出くわす油膜のようなものです。

なんでこんなところに油膜があるのか驚きますが、これは油ではありません。

地下水中に含まれる鉄バクテリアによる膜です。

鉄分の多い地下水が存在するところでよくみられます。

油による油膜との違いは、膜を棒で突いてみるとわかります。

油の場合は、油膜が割れてもすぐにくっついて元に戻りますが、鉄バクテリアによる膜はバラバラのままになります。

そもそも、こんなところに油があったら大問題ですね。

カテゴリー: 土と水について パーマリンク