小型動的コーン貫入試験機PENNYの試験状況です。
1mの貫入が終わる毎に、ロッドにかかる周面摩擦を計測します。
浅い深度や緩い砂層などの場合はあまり影響はありませんが、硬い地盤や曲がって入ってしまった場合などでは、ちょっと影響が出てきます。
今回は、ボーリング調査の貫入試験との対比も取りたいので、毎回トルク計測をしました。
と言っても、うまい具合のトルクレンチがないので、バネばかりを使って簡易的に計測します。
スパナの長さ分と引っ張り荷重をかければトルクになります。
この結果を整理すると周面摩擦の影響を除いたN値を求めることができます。
毎回、準備しようと探してるのですが、なかなか思うものが見つかりません。