水質を簡単に測定する方法に「パックテスト」というものがあります。
あらかじめ対象とする物質のみに反応する薬品が入った小さな容器に、検査をする水を注ぐことで反応させ、その変色した色で簡易的に検査をするものです。
専門の分析機関や特別な機械を用いなくても、自分でその場でおおよその数値を知ることができます。
鉄や銅、硝酸、リンなど50種類程度の物質を測ることができます。
学校教育などで、身近な川の水質調査のなどにも役に立ちます。
ちなみに下の写真は、地下水の鉄分を測定したものです。
この地下水は鉄分がたくさん含まれており、パックテストでは真っ赤かに染まってしまいました。
これだけ鉄分が多いと水道管に鉄分などが付着してしまうので望ましくありません。仕方がないので、この水を使うことはあきらめました。