今度は水ではなく水底に溜まった泥を採取する装置です。その名も「エクマンバージ採泥器」
一辺が25センチの立方体の箱の底に半円状の「ジョー(あご)」がついています。
この装置を水面から水底まで静かに降ろしていき、着底したら昨日と同じく「メッセンジャー」と呼ばれるオモリを落とします。
ロープを伝って「メッセンジャー」が採泥器にたどり着くと、底についた「ジョー」が
強力なバネの力により、「ガブッ!」とくわえ込みます。
そのまま静かに引き上げれば、水底の泥などがそのまま採取することが可能となるのです。
「メッセンジャー」が採泥器にたどり着いた瞬間の手応えがロープを通して感じることができます。「とったー!!」って感じが好きです。
写真の左側の小さな円筒状のモノが「メッセンジャー」です。真ん中に穴が開いており、ロープ沿いに測定器までたどり着きます。