森の中に降り注ぐ雨の状況を把握するために林内に雨量計を設置して観測をしています。
現地には森の中にこんな感じで4つの雨量計を設置しています。
それぞれの雨量計の上空はこんな感じで、それぞれ違います。
上空が明るければ、雨粒がたくさん落ちてきて、上空が暗ければ雨粒が落ちにくい、と感じるかもしれません。
でも、森の中を通過してくる雨は、葉っぱの隙間を縫って落ちてくる雨粒だけではなく、一度葉っぱに当たり、葉っぱを伝って落ちてくる雨粒もあります。
これを総じて樹冠通過雨量と呼んでいます。
単純にいかないのが自然の難しさです。