液状化を防ぐ方法

液状化する地盤に対してどんな対策をとればよいでしょうか？
工事では、以下のような対策工があります。
１．締固め（サンドコンパクションパイル、バイブロフローテション、動圧密工法、機械的締固め、など）→地盤の密度を上げる。
２．排水工法（水抜きパイプの設置、地下水位低下工法、グラベルドレーンの設置、など）→飽和度（土の中に満たされる水の量）を下げる。
３．地盤改良（深層混合工法、グラウト工法、など）→緩い砂地盤を改善する。
４．盛土工法（砂地盤の拘束応力を大きくする。）
いずれも専門用語でわかりにくいかもしれませんが、要は緩い砂を密にしたり（強くする）、もしくはセメントなどを混ぜて改善する。地下水位を下げてやるか、もしくは排水しやすくする。というように緩い砂層と地下水の改善をするということになります。
対策には、やはりそれなりのお金がかかりますので、その地盤にあった一番最適な方法を考えて対策方法を検討していきます。