エコトーン

河川の環境用語に「エコトーン」という言葉があります。
「エコトーン」とは移行帯または推移帯とも呼ばれており、陸域と水域の境界になる水際(みずぎわ)のことをいいます。
エコトーンには水の深さや土の水分条件が少しずつ変化するため、様々な植物や生物が生息しています。
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少し前までの河川改修などでは、このような存在の認識が少なく、コンクリート護岸などで構築されたため、水辺と岸辺に連続性がなく遮断されたような状態になっていました。
現在では、できるだけ水辺と岸辺につながりが持てるように配慮がなされています。
国土交通省 国土技術政策総合研究所HPより引用

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