バッファーゾーン

自然環境保護において「バッファーゾーン」という言葉があります。
緩衝地帯とも呼ばれますが、要は保護すべき中心的なエリアとその周りの保護地域外からの影響を緩和する(低減する)エリアです。
特に自然環境が相手の場合、ここからここまでは保護地域だからダメといって、そのすぐ横は何をしてもOK、ではいけません。
このような事態を避けるためにも、中心エリアよりも一周り広いエリアを緩衝地帯として設定することで、より保護地域を守ることができるようになります。
国立公園や世界遺産などでも、このような考え方がされています。
他にも騒音などが問題となる地域での緩衝地帯の設定など、様々な場面の用語として用いられます。

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