塩分濃度の単位

海水の塩分濃度を示す単位として‰(パーミル)が使われます。

これは1000gの水に1gの塩分が溶けていることを表します。

また、実用塩分濃度を表す単位としてPSU(Practical Salinity Units)があります。

これは実用塩分濃度を表す単位で、電気伝導度から導き出されます。

PSUは、1000gの水に何gの塩分が溶けているかを示す状態になりますので、パーミルと同じことになります。

ちなみに通常の海水の塩分濃度は35‰、35PSU、3.5%となります。

現地で使用するセンサーによっては、計測値の単位が異なる場合があるので、注意が必要です。

先日の現場でも古い機種はPSUで表示され、私の持っている機種では%で表示されていたので、最初ちょっとあせりました。

もう一つついでに、電気伝導度も機種によって表示単位が結構バラバラです。

現在の主流はmS/mですが、ちょっと前まではμS/cmなんてのもあったりして困惑します。

1mS/mは10μS/cmになります。

計測機器の表示には注意しましょう。

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