ハゲ山のなごり

引き続き生態水文学研究所の赤津研究林の紹介です。
林内を歩いて尾根まで上がると、そこには昔のハゲ山の名残を見ることができます。
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この付近は花崗岩が主体であり、しかも窯業がさかんな土地だったので、ほんの一昔までは木は切り尽くされハゲ山の状態でした。
その後、マツが生え始め、植林などもあり回復してきているのですが、この尾根の部分は、なかなか過酷な環境にあり植生が回復しません。
おそらく昔は、こんなハゲ山がいたるところにあったんだと思います。
それにしてもマツは乾燥に強いですね。
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表層は流され、根がこんな状態でも頑張っています。

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