土の締め固め特性1

「締固め曲線」
同じ土を同じ方法で締め固めてもそのときの密度は土の含水比(水分量)により異なります。
通常、締め固めた土の乾燥密度を含水比に対してプロットすると下の図のようになります。
締固め曲線.gif
このように凸型の曲線を描くことは、もっとも効率的に土を締め固めることができる含水比が存在することを意味します。
そのときの含水比を「最適含水比(Wopt)」、そのときの密度を「最大乾燥密度(ρdmax)」、この曲線を「締固め曲線」といいます。
この最適含水比は土の種類によって異なります。
なので、それぞれの土に適した含水状態で締め固めることが必要になります。

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