京都大学木曽生物学研究所

P2180256.jpg
P2180269.jpg
先日、木曽福島で開催された陸水学会東海支部会の研究発表会の後に、近くにある「京都大学木曽生物学研究所」に見学に行きました。
冬期は閉鎖中ですが、特別に開けてもらいました。
以下、木曽生物学研究所HP(http://www.biol.sci.kyoto-u.ac.jp/jpn/facility/index.html)より引用
「木曽生物学研究所は生物学の野外研究のための施設で、御岳山を源流とする王滝川に流入する児野沢(ちごのさわ)という渓流のそばにあります。大正15年に当時の動物学教室動物生理生態学講座の教授だった川村多實二らによって、渓流と森林の生物調査のための基地として計画され、当時の福島町から土地と建物の寄付を受け、昭和8年に開所しました。現在の建物は昭和63年に全面改築されています。
ここで、宮地伝三郎、上野益三、今西錦司、可児藤吉、徳田御念、森主一、高橋健治、横内斉などの研究者によって、水生昆虫や哺乳類、植物などの研究が行われてきました。可児藤吉による『木曽王瀧川昆蟲誌 渓流昆蟲の生態學的研究』は、この地を利用して行われたものです。現在は野外研究の基地として、研究や野外実習に利用されています。」(引用ここまで)
とても歴史のある施設で、現在も研究者たちがここを拠点に活動を続けています。
中に入ると、その歴史を感じさせる資料や写真、標本などがたくさん置いてあります。
これだけでも非常に価値のある施設となっていました。
とても素晴らしい貴重なところを見学できて良かったです。
冬期以外は宿泊なども可能なそうなので、機会があれば利用してみたいと思います。

カテゴリー: その他 タグ: パーマリンク