ハゲ山の名残

こちらも東京大学生態水文学研究所の赤津研究林にある場所です。
山の尾根付近に見られるハゲ山の名残です。
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この地域は昔から窯業が盛んであったため、森林の木々は薪としてほぼ皆伐されていました。
そのためこの地域の山々はすべてハゲ山だったそうです。
昔の写真を見ると遠くの山にあちこち白い部分を見つけることができます。
今現在では樹木が成長し、その面影は見ることができませんが、この尾根の周辺にはその名残を見ることができます。
こんな感じの土砂むき出しの景色が一面に広がっていたようです。
これではひと雨降るごとに土砂が容易に流出するのも当たり前ですね。
表面の土砂が流出して木の根がむき出しになっています。
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もともとこの生態水文学研究所も、約90年前に当時のハゲ山からの土砂流出を防ぐための研究目的で開設されたそうです。
この90年間で森の成長によって水文環境にどんな変化があったのかなども研究しています。
非常に興味深い研究です。

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