地下水位でわかること

毎回同じ場所で、地下水位を継続して測っていると、いろいろなことがわかってきます。
①季節によって水位が大きく変化するところ。
②いつでも水位が変化しないところ。
③隣り合わせの井戸なのに、水位が全然違うことがあること。
これにはいろいろな理由があります。
「①」は雨の影響を受けていることなどが挙げられます。
「②」は雨などの影響を受けない深い地下水、もしくは地下水の豊富な供給源があるなどが挙げられます。
「③」はそれぞれの井戸の深さが違うこと、被圧帯水層とそうでない帯水層の場合などがあります。
測ってわかった数値は、ただの数値ではありません。
その数値には、ちゃんとした理由があってその数値を示すのです。
ただ測るだけでは意味がありません。その先が必要なのです。
数値の表す意味を考えていくと、いろいろなことがわかってきておもしろいですよ。

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