段丘礫層

山の中の林道にある露頭です。

丸い玉石がたくさん並んでいるのがわかります。

拳くらいのものからひとの頭くらいのサイズまであります。

普通、山の中で見かける礫層はもっと角張っているのですが、こちらは丸くなっています。

これは、山が崩れて堆積したものではなく、大きな川の力によって流されてきた石ということです。

今は上流にダムがあって、近くの川とは無関係のようにも見えますが、きっと大昔はその川も、もっと激流のような大河川であったと想像されます。

自然の力は偉大です。

カテゴリー: 現場の一コマ パーマリンク