三角堰による流量観測

現地に三角堰を設置して流量観測を行っています。
三角堰の越流水深を圧力センサーで計測し、越流水深から流量に換算します。
今回は三角堰を使用しているので、流量の変換には下記の公式を用います。
流量=係数C×越流水深H^(5/2)
 ※係数Cは堰の水路幅や大きさなどにより決まる係数です。
ただし、堰の設置条件が規格外なので、そのまま公式にを使用するにはちょっと問題があります。
そのため、いくつかの越流水深の時の流量を数回計測し検証しておきます。
下のグラフはその結果です。
三角堰公式.gif
現地の測定結果から今回設置した堰の換算式(係数C)を決定しました。
こんな感じで流量の変化を経時的に見ていきます。
梅雨入りしましたね。今後の流量変化に注目したいところです。

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